水夢館からのお知らせ

お年寄りもマシントレーニング!!パワーリハビリ/肥満判定基準

2003年04月01日

3月21日(金)の北海道新聞の記事に“お年寄りの自立に効果”筋力の衰えを防ぐパワーリハビリという見出しの記事がありました。パワーリハビリとは、医療用トレーニングマシンを使い、要支援、要介護のお年寄りが足の曲げ伸ばし、ボートこぎ運動などをすることで、日常動作や精神状態を改善する方法。筋肉増強ではないので、無理なくできる体に負担の少ない運動を週ニ、三回、三ヶ月ほど継続する。これは高齢者のリハビリに詳しい日本医大の竹内孝仁教授が提唱しているとのこと。

実際に江別市の老人保健施設「はるにれ」では、昨年からストレッチ運動と組合せてパワーリハビリを取り入れ、効果を上げているそうです。

誤解を避ける為に、記事の中に医療用のトレーニングマシンとありますが、水夢館にあるマシンと比較し、どこが違うかと言うと、ウエイトの刻みが細かい点と、マシンへの乗降りがし易い点です。

水夢館にも沢山のお年寄りがいらして社会に貢献できると良いですね!

追伸:パワーリハビリについて詳しく知りたい方は下記へアクセスしてみて下さい。
http://www.powerreha.jp/index.htm

■肥満の判定基準
肥満かどうかの判定する基準は何でしょう。以前は「標準体重」でしたが、最近はBMI(ボディー・マス・インデックス)を使います。これはWHO(世界保健機構)が以前から肥満判定の国際規格として提唱しているもので、体重を身長の2乗で割って算出する体格指数のひとつです。WHOの基準と日本肥満学会の基準は少し違っています。BMIが30を超えると、世界中どこへ行っても立派に肥満として通用する「国際肥満」です。30を超える人は、日本人では人口の2〜3%にすぎませんが、白人では20~30%にのぼります。一方、BMIが25〜30の人たちは、日本国内でのみ肥満と判定される「国内限定肥満」ですが、日本成人男性の約3割を占め、減量指導がもっとも必要な人たちです。

 ちなみに、「えっ!!私が肥満?」と納得の行かない方は、体脂肪率とウエストヒップ比を調べてみて下さい。

・体脂肪率のみ肥満の傾向がある場合〜皮下脂肪型肥満
・ウエストヒップ比のみ肥満の傾向がある場合〜内臓脂肪型肥満
・両方とも肥満の傾向がある場合〜正真正銘の肥満