水夢館からのお知らせ

現代っ子「背伸びたが筋力落ちた!」

2003年11月01日

もう既にご覧になった方もいるかと思いますが、10月11日頃の新聞紙面に「現代っ子、背伸びたが筋力落ちた」といった見出しを見つけました。フムフムと読むと、10日に文部科学省の平成13年度体力・運動能力調査結果について書いてあった。
 今回の調査は体格と体力の相関関係を調べたのは初めてだそうで、年々体力落ち込み幅は広がっているとの事です。
 順天堂大の青木純一郎教授(運動生理学)も「理論的には身長が伸びると筋肉が太くなり筋力も増すはずなのに・・・」と子供の運動不足を指摘してました。
 また、通常体力は年齢とともに増加し、一定の年齢を迎えると下降するのですが、この年齢も十年前が19歳であったものが、現在は17歳と低年齢化し、さらにその体力レベルも低下しているというから事態は深刻である。
 今はサッカーブームのようですが、子供が限られた種目の運動にしか取り組まない事も、運動能力全体が低下している原因となっている様です。
 私個人も子供を持つ親として、この現実には問題意識をもっている所です。目先の問題ではなく、近い将来子供達が生活習慣病等で様々な可能性が狭められる事を想像するだけで、ゾッとします。これは、親の責任でもあるのかも?
 こんな事を想像するのは私だけでしょうか?